東京大会の詳細が記載されたNAQTのホームページの内容(10月4日現在)を、紹介のために日本語で掲載します。内容は更新される場合がありますので、参加される方はNAQTのホームページの記述を確認するようにしてください。
NAQT(National Academic Quiz Tournaments)とJQA(Japan Quizzing Association/国際クイズ連盟日本支部)は、2019年2月23日(土)に日本・東京のタワーホール船堀でクイズボウルのトーナメントを開催することを発表できることをうれしく思います。
「クイズボウル」は、早押し機を用いてありとあらゆる質問に答えることで4人のチーム同士が競い合う、アカデミックなゲームです。私たちのクイズボウルのトーナメントで競うことによって、学生たちはハーバード大学、イェール大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学の過去および現役のプレイヤーたちがいる、私たちの「チャンピオンの殿堂」への仲間入りをする可能性があります。
参加するにあたり、過去にクイズボウルを経験している必要はありません!クイズボウル専用の機器(早押し機のような))は必要ありません!コーチ(大会の参加にあたってチームを引率し、メンバーの成長を指導する人)による大会運営のサポートは必須ではありませんが、歓迎します(その場合、コーチに対して謝金をお支払いします)。
トップの成績を収めた高校生以下のチームは、2019年3月23日~24日に中国の上海で開催される2019 Asian Championshipへの出場資格を得ます。
さらに、トップの成績を収めた高校生以下のチームは、2019年5月24日~26日にアメリカ・ジョージア州のアトランタで開催される2019 High School National Championship Tournamentへの出場資格を得ます。スモールスクールの中でトップの成績を収めた高校生以下のチームは、2019年5月3日~5日にアメリカ・イリノイ州のローズモント(シカゴの近く)で開催される2019 Small School National Championship Tournamentへの参加資格を得ます。
場所
トーナメントは日本・東京のタワーホール船堀で開催されます。
スケジュール
9:00-9:45 受付
9:45-10:30 前説
10:30-13:30 予選
13:30-14:30 昼食(主催からの提供はありませんので、ご自身でご準備ください)
14:30-16:30 プレーオフ
プレーオフ終了後 表彰式
受付の際に、当日のルールとスケジュールのコピーをお渡しします。またその際、エントリー時に登録したチームメンバーの名簿を確認してください。
前説では、ルール、形式、スケジュールの説明を行います。コーチ、プレイヤー、親が質問をする機会を設けます。事前にJoyce Sun (joyce.sun@naqt.com) 宛にメールで質問することも歓迎します。
プレーオフの終了後、簡単な表彰式を行います。
参加資格
NAQT High School Eligibility
Rulesに従い、すべての中等学校(公立、私立、マグネット・スクール、チャーター・スクール、宗教系学校、オンライン・スクールなど)はこの大会のHigh School Divisionに参加できます。
この大会のOpen Divisionは誰でも参加することができます。
参加に必要な資格はありません。参加資格について質問がある場合は、eligibility@naqt.comまでご連絡ください。
スタッフ
コーチがトーナメントの運営を支援することは必須ではありませんが、(問題を読むことによって)引き換えに50ドルの奨励金を得ることができます。
あるいは、スタッフメンバー(コーチでもそれ以外の人でも)を提供するチームは、50ドルの割引を受けることができます。
形式
トーナメントの形式は、登録するチームの数によって決まります。すべての参加者は、少なくとも5試合が保証されています。
登録
登録はコーチまたはクラブの代表者(Club President)がオンラインで行うことができます。naqt.comの無料アカウントが必要です。
登録は、どのプレイヤーが来るかを知ることなく行うことができます(そしてそうするべきです)。登録した名簿の内容は、トーナメントが始まる前であればいつでも変更・更新することができます。
料金と支払い
基本登録料は1チームにつき250ドルです。動作する早押し機を持参するチームは50ドルの割引があります。この登録料は、参加費と問題のコピー1部の印刷代を含みます。問題はInvitational Series
#178A-ASとなります。これはアジアのチーム向けにカスタマイズされた、英語の問題セットです。問題はトーナメントが終了するまで配布されません。途中で退出するチームが問題セットを入手するためには、郵送のために5ドルの支払いが必要になる場合があります。
会場のタワーホール船堀の中では金銭の授受をしませんので、すべての支払いはトーナメントの前に完全に行われている必要があります。詳細についてはJoyce Sun (joyce.sun@naqt.com) にお問い合わせください。
賞
各divisionの上位3チームにトロフィーが贈られます。各divisionの個人成績上位6名にはオールスター賞が授与されます。
プレイヤーが個人賞を受賞するためには、予選の間に最低でもtossupで60ポイントを獲得しなければなりません。個人賞は、(プレーオフではなく)予選中のパフォーマンスのみに基づいて授与されます。
問題
このトーナメントでは、National Academic Quiz Tournaments, LLCが作成した、アジアのチーム向けにカスタマイズされた英語の問題セットである、Invitational Series
#178A-ASを出題に使用します。日本国外のチームも歓迎しますが、同一の問題セットを使用する別のトーナメントへの参加を予定していないことを確認してください。(2018年10月4日現在では、中国の煙台大会(2018年11月10日開催))が今回の東京大会と同じ問題セットを使用します。このセットを使用する他のトーナメントのリストは参照可能です。
トーナメントの準備
私たちは簡易ルール(その後に詳細ルール)を読むことをお勧めしますが、ゲームの基本は以下の通りです:
・司会者は両方のチームに対してtossupの問題を読みます。
・どのプレイヤーも、答えが分かった段階で信号を送り、チームメイトと相談することなく解答します。
・正解の場合、そのチームは10ポイント(問題の早い段階で解答した場合は15ポイント)を獲得し、合計でさらに30ポイントが獲得できる3問のボーナス問題の解答権を得ます。ボーナス問題では、チームは協力して解答することができます。
・問題が完全に読み切られていない状態で誤答した場合は、そのチームは5ポイントを失い、司会者は残りの問題文を相手チームに対して読みます。それ以外の場合(問題が読み切られた状態での誤答や、相手チームが誤答した問題での自チームの誤答)では、ポイントは減少しません。問題が読み切られたかどうかに関わらず、相手チームのプレイヤーが信号を出して答えようとするかもしれません。相手チームが誤答した問題で正解した場合も、上述の通りのボーナス問題の解答権を得ます。両チームの誤答の場合や、両チームとも信号を送らなかった場合は、ボーナス問題は読まれません。
・以降のtossupの問題も同様に続きます。
・10分ずつの前後半に収まるだけの問題数があり、1試合あたりでは最大24組のtossupとボーナス問題のセットがあります。
NAQTは、より完全にイベントに向けた準備をしたいチームのために練習問題を販売しています。これらは過去数年間のトーナメントの問題であり、今回のトーナメントで問われる問題と構造や形式は同じです(ただし内容は異なります)。最もよく似た問題は、「Invitational Series #xxxA」という名前が付けられています(「A」で終わることが重要です)。これらの問題はすべて、アメリカの観客のために書かれているので、今回のトーナメントの問題よりもアメリカの内容を多く含み、アジアの内容は少なくなっています。
チームのメンバーは、頻出リストとパワーアップ・スタディーガイドや、頻繁に出現するトピックの概要を簡単に説明する無料のYou Gotta knowの記事に興味を持つかもしれません。(例えば、あなたはこれらの古代帝国を知っておく必要があります、など)
さらなる質問
質問があればJoyce Sun(joyce.sun@naqt.com)までご連絡ください。